JIS H 8602改正(3) [規格]
陽極酸化皮膜の厚さ
旧JISでは、測定値の最低値が規格を満足する必要がありましたが、新JISでは各測定点の平均値がクリヤすれば合格となります。ただし、各測定点の値が平均値の80%以上である必要があります。
従来の塗膜-皮膜の膜厚による仕様規定(A、B、C、P種)から耐候、耐食性能値による性能規定(A1、A2、B、C種)に今回大幅改定されるため、塗膜厚さは、項目から削除され、皮膜厚さも陽極酸化塗装複合皮膜の定義の5μm以上がすべての種類(A1、A2、B、C種)の合格値となります。
しかし、製品を生産するうえでは、工程管理(社内基準)として塗膜、皮膜厚さの管理が必須となることは間違いなく、また、性能値を確保するための塗膜ー皮膜厚さは、受渡当事者間で取り決めることになると思われる。
旧JISでは、測定値の最低値が規格を満足する必要がありましたが、新JISでは各測定点の平均値がクリヤすれば合格となります。ただし、各測定点の値が平均値の80%以上である必要があります。
従来の塗膜-皮膜の膜厚による仕様規定(A、B、C、P種)から耐候、耐食性能値による性能規定(A1、A2、B、C種)に今回大幅改定されるため、塗膜厚さは、項目から削除され、皮膜厚さも陽極酸化塗装複合皮膜の定義の5μm以上がすべての種類(A1、A2、B、C種)の合格値となります。
しかし、製品を生産するうえでは、工程管理(社内基準)として塗膜、皮膜厚さの管理が必須となることは間違いなく、また、性能値を確保するための塗膜ー皮膜厚さは、受渡当事者間で取り決めることになると思われる。