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一般的なアルミ建材の表面処理工程

脱脂工程    :アルミ表面に付着した油分を除去する
水洗
エッチィング工程:細かい傷の除去及び金属感を抑える(光沢をなくす)。強アルカリ水溶液を使用。
水洗
デスマット工程 :アルカリで除去できないスマット(鉄分など)を酸性の液を使用して除去
水洗
陽極酸化工程 :材料に陽極の電気を印可して酸化皮膜を形成する。一般住宅の場合は
平均約11μm程度の膜厚。電解液はほとんどが硫酸水溶液。
水洗
電解着色工程 :ホワイト色以外のブロンズ系(黒色も含む)の着色を行う。発色は、陽極酸化皮膜
独特の細孔に金属塩を電気的に析出し、光の吸収と反射により行う。電解液は
ほとんどが硫酸ニッケル+ホウ酸水溶液浴
水洗
湯洗工程    :陽極酸化皮膜独特の細孔中のイオン分を除去する。70~80℃の純水を使用
電着塗装工程 :電気泳動により塗料を材料に付着させる工程、電気は材料が溶解しないように
マイナスの電気を印可する。一般住宅の場合は平均10μm程度の膜厚。
水洗
焼付工程    :150~200℃程度の熱で塗膜を硬化させる

各水洗は、1回だけではなくその工程に応じて2、3回行うこともある。また、水質も純水を使用する
水洗もある。







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