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複合皮膜 [表面処理]

一般的に住宅、ビル建材に使用されるアルミニウム合金(6063合金、1100合金)に陽極酸化皮膜を施し、その上に塗装を施したもの。通常、陽極酸化皮膜9μmor14μmに2次電解着色を行い着色し、透明な塗膜を電着塗装or静電塗装7μmor12μmを施す。ただし、白色だけは、陽極酸化皮膜6μm上に白顔料を含有した塗料を電着塗装(15μm)している。JIS H 8602で規定されており、皮膜9μm+塗膜7μmをB種、皮膜9μm+塗膜12μmをA種としている。住宅建材はほぼ95%がB種、残りの5%は白色の建材でP種(皮膜6μm+顔料入り塗膜15μm)であり、ほぼ100%電着塗装が行われている。2009年4月からはJISの大幅改正が行われ、上記の分類はなくなる。ビル建材は、さまざまな仕様があり、複合皮膜以外にも着色塗膜のものも多い。








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